「や、やりたくてやってるの!私も文化祭の手伝いがしたくて!」

私が急に大きな声を出したので、保健室が静まり返る。

私は恥ずかしさで俯《うつむ》いてしまった。

すると、千歌が突然泣き出した。

「どうしたの!?大丈夫!?」

「由葉が「やりたい」って言った・・・やっと、言ったの・・・!」

「え・・・?」