クラスもちがうそんな女子の存在なんて、久我くんはきっと知らないだろうけど、どうしてもこの気持ちを伝えたくなって、あの手紙を書いてしまった。
「えっと、私は2年E組の青木由香です!初めまして!」
「…初めまして。どうしたの?」
ぱっちりと目を開いて、小首を傾げる様子までキラキラしている。
他の女の子たちにだって人気だもん。
目の前にあの久我くんがいるだけで緊張するのは、とうぜんだよね。
「え、えっと…私、ずっと久我くんのことを見ていて…」
あぁ、のどがカラカラだ。
「みんなの中心で笑ってる久我くんが すてきだなって思って、その、運動をしてるところはかっこいいし、みんなにやさしいし…」
「…うん」
「えっと、私は2年E組の青木由香です!初めまして!」
「…初めまして。どうしたの?」
ぱっちりと目を開いて、小首を傾げる様子までキラキラしている。
他の女の子たちにだって人気だもん。
目の前にあの久我くんがいるだけで緊張するのは、とうぜんだよね。
「え、えっと…私、ずっと久我くんのことを見ていて…」
あぁ、のどがカラカラだ。
「みんなの中心で笑ってる久我くんが すてきだなって思って、その、運動をしてるところはかっこいいし、みんなにやさしいし…」
「…うん」



