「待て、優はもともと俺の仕事仲間だ。また二つの役割を一度にこなせと言うのか?」
「お前ならできるだろ、隼人」
なっ……、何この相棒感!!しっかりとした友情が隠されている雰囲気があって、めちゃくちゃエモい。青春感出てる!
でも、会長補佐になったら隼人さんと仕事できなくなるのかな……?それもちょっと嫌だ……。
せっかく、仲良くなれたと思ったのに……。
「優を見ろ、明らかに悲しそうな顔してるぞ」
はっ……、そんなつもりは!
しかし言い返そうとした頃にはもう遅く、目の前に真紘さんがいた。
「優、俺と一緒にいるのは嫌か?」
「えっ、いやいや、全然嫌じゃないです!でも。せっかく隼人さんとも話せるようになったのに離れ離れはちょっと、嫌かなぁって……。」
すると。真紘さんは無言になって何かを考えこんでいた。しばらくして突然声を上げた。
「空野優は会長補佐。……とするが、生徒会の様々な仕事をその担当のメンバーとともに進める、という役割を与える」



