ニコッと愛想笑いを浮かべ、帰ろうとすると
去り際に会長が
「氷堂だったかのぉ。長男ならまだしも、次男なら期待はできん。
それに比べて、愁は経済でも、期待ができる。
その意味を日向家の人間ならわかるはずじゃ。」
「会長。いや、おじいちゃん。孫の立場で言わせてもらいますが、
長男、次男関係なく私は亜紀を好きです。
利益なんて、求めていません。
わたしの為だというのであれば今までみたく放置して欲しいです。
私は亜紀と別れるつもりも、そちらの日々野さんと婚約するつもりもございません。
失礼します。」
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