「、、、みんな兄貴の方が好きになるから、」
力なく笑う亜紀は言葉を続けた
「俺、ずっと兄貴と比べられてて、兄貴はなんでもできる人だった。
俺は頑張って、見てもらおうと思って、、、でもお母さんが見るのはいつも兄貴。
お父さんは仕事人間で、後継者に兄貴を考えてるから大切にされてて、
中学生になって、兄貴と一緒の学校だったとき、俺に告白してくるやつはいても、
すぐに兄貴を好きになった
俺に告白してきたやつが前言ってた
『亜紀くんってかっこいいけど、やっぱりお兄ちゃんの梓くんの引き立て役だよね』って
だからしぃも兄貴とあったら、、、しぃのこと信用してない訳じゃないんだよ。でもやっぱ怖い」

