私は足をかけて降りると最後の段でずるっと足を滑らせてしまった


「っぶなぁ、」


瞑っていた目を開けるとはぁ、と安堵の息をついているホクロの人の顔があった


、、、うわ、この人も美形、


「大丈夫?」とホクロの人が覗き込んだ


「す、すみません、」


「ふふっ、いいよ。危ないから登っちゃダメだよ?さっきの奴らに何もされてない?」