「今日からお世話になる金森那智です。よろしくお願いします」
外見の印象に合わせて、真面目ぶってキレイなお辞儀をした。
こういうのは第一印象が大事。
すんなり受け入れてもらえるよう振る舞うのはシゴトの為を抜きにしても必要なことだから。
「うん、よろしくね」
「こちらこそ」
男女どちらも顔で選んだのかってくらい美形ぞろいの生徒会役員たちから挨拶が返される。
そんな中から、相良裕と名乗ってくれたこれまたイケメンがメガネの奥の目を細めて笑顔を向けてくれた。
「俺は同級生だし、出来るだけ相談にも乗るよ。これからよろしく」
「ありがとう、相良くん」
「裕でいいよ、那智さん」
先に名前呼びをされて、「分かった」と返す。
眼鏡のイケメンでインテリ系かと思ったけど、意外にもチャラいのかもしれない。
「那智さんは書記として働いてもらうけれど、今日は俺についてくれ。一通りのことを軽く教えるから」
「あ、はい。分かりました」
累さんの言葉に軽く返事をしつつ、内心ではテンション爆上がりだった。
少なくとも今日は累さんにつきっきりで教えてもらえる⁉
累さんの可愛さを堪能できるー!
クールっぽい見た目の私がこんな素を出したら絶対引かれるから、頑張って心の内側だけに留めた。
外見の印象に合わせて、真面目ぶってキレイなお辞儀をした。
こういうのは第一印象が大事。
すんなり受け入れてもらえるよう振る舞うのはシゴトの為を抜きにしても必要なことだから。
「うん、よろしくね」
「こちらこそ」
男女どちらも顔で選んだのかってくらい美形ぞろいの生徒会役員たちから挨拶が返される。
そんな中から、相良裕と名乗ってくれたこれまたイケメンがメガネの奥の目を細めて笑顔を向けてくれた。
「俺は同級生だし、出来るだけ相談にも乗るよ。これからよろしく」
「ありがとう、相良くん」
「裕でいいよ、那智さん」
先に名前呼びをされて、「分かった」と返す。
眼鏡のイケメンでインテリ系かと思ったけど、意外にもチャラいのかもしれない。
「那智さんは書記として働いてもらうけれど、今日は俺についてくれ。一通りのことを軽く教えるから」
「あ、はい。分かりました」
累さんの言葉に軽く返事をしつつ、内心ではテンション爆上がりだった。
少なくとも今日は累さんにつきっきりで教えてもらえる⁉
累さんの可愛さを堪能できるー!
クールっぽい見た目の私がこんな素を出したら絶対引かれるから、頑張って心の内側だけに留めた。