「何が何でも欲しい女。数日一緒に過ごして、もっともっと好きになってた。……この気持ちに上限があるのかなって思うくらい、今も好きだって気持ちが止まらない」
「……」
ドキドキしすぎて声が出ない。
ただ、顔も耳も真っ赤になってるんだろうなってことだけは分かった。
「那智、大好きだよ。俺のになって?」
ワルい顔とは違う、甘く優しい素の表情。
その想いが本物だって分かるくらい、真剣な目。
私はかすれそうな声を一度呑み込んで、ゆっくり一呼吸おいてからその想いに応えた。
「いいですよ……その代わり、累さんも私のになって下さい」
嬉し泣きしそうな顔を何とか笑顔にして告げる。
すると累さんは「はっ」と安心したように笑った。
「言われなくても、俺はもうとっくに那智のものだよ」
屈託なく笑った顔は、すぐにいつものワルい顔になる。
「那智……お前のこと、絶対離さないから……覚悟しといて?」
妖しく近づいて来る顔に、もう少しさっきの表情を見ていたかったなとちょっとだけ残念な気持ちになる。
でも、このワルい顔も嫌いじゃないって思っちゃったから……。
「……はい」
返事をして、その唇を受け入れた。
END
「……」
ドキドキしすぎて声が出ない。
ただ、顔も耳も真っ赤になってるんだろうなってことだけは分かった。
「那智、大好きだよ。俺のになって?」
ワルい顔とは違う、甘く優しい素の表情。
その想いが本物だって分かるくらい、真剣な目。
私はかすれそうな声を一度呑み込んで、ゆっくり一呼吸おいてからその想いに応えた。
「いいですよ……その代わり、累さんも私のになって下さい」
嬉し泣きしそうな顔を何とか笑顔にして告げる。
すると累さんは「はっ」と安心したように笑った。
「言われなくても、俺はもうとっくに那智のものだよ」
屈託なく笑った顔は、すぐにいつものワルい顔になる。
「那智……お前のこと、絶対離さないから……覚悟しといて?」
妖しく近づいて来る顔に、もう少しさっきの表情を見ていたかったなとちょっとだけ残念な気持ちになる。
でも、このワルい顔も嫌いじゃないって思っちゃったから……。
「……はい」
返事をして、その唇を受け入れた。
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