兄のチャラい友達が、私を一途に愛すると言いました


「ねぇ結羽、もう本当は俺のこと好きでしょ?」


顔が熱くなるのを感じる。


「っ!」


「結羽は素直じゃないよね。真面目な結羽が好きでもない人にそんなこと言わないでしょ」

「ちがっ!」

柊斗さんが私の手を掴む。