「ほら、美優ちゃんも近づいておいで」

私は恐る恐る、一歩二歩と先輩に近づいた。

先輩まであと二歩位の所で、先輩が私に急に近づく。


「!?」


「ごめんね、我慢出来なかった」


先輩が私の顔を見つめている。

「先輩は私とキスしたいですか?」

「え?」

「いや、なんでも!忘れて下さい!」

私は真っ赤な顔で後ろを向いた。