「なんか日菜楽しんでない!?」

「分かった?」

「こらー!」

私は日菜の頭をペチンと叩いた。

「まぁ、美優が先輩ともっと向き合って考えるしかないでしょ。よし!私が先輩を近くの公園に呼び出してあげるよ!」

「え!ちょっと!」

「はい!もう送った!」

「何やってるの!?」

「大丈夫!あそこの公園、ほとんど人いないから!」

「何も大丈夫じゃないよ!?」