お礼はキスでもいいですか?〜怖がりで気弱な私は、優しくないフリをした君と恋に落ちる〜

そして、上条さんにキスをした。


「大好きです、上条さん。貴方を愛しています」


「俺も由奈を守りたい。由奈が大好きだよ」


私は上条さんに抱きついた。

「貴方があの日私を助けてくれて良かった」


「ねぇ由奈。君は知らないかもしれないけど、あの時、俺はもっと上手く助けるつもりだったんだ」

「それこそ近くの警察に頼んだりしてね。でも、可愛い女の子が先に飛び出したんだ。3回深呼吸をした後、震えながら涙目で」

「なんでかな?ほっとけなくて、俺も飛び出しちゃった」

「由奈、君がきっと俺の運命の人なんだ」


上条さんが私を強く抱きしめた。