お礼はキスでもいいですか?〜怖がりで気弱な私は、優しくないフリをした君と恋に落ちる〜

そして、私の耳元まで顔を近づける。

「何?由奈は可愛いって言って欲しいの?」

私はびっくりして、一歩後ろに下がった。

「ご、ごめんなさい・・・可愛くないのは分かってます・・・」

またしても声が震えてしまう。

「すぐに可愛いって言わなかったのは、また男に絡まれそうな位可愛いなと思ったから。でも、今日は俺がいるからいつでも助けるよ」

上条さんは私の身長に合わせて、少し屈んだ。