「好きな食べ物はオムライスで、・・・好きな場所は本屋さんです・・・」

「了解。じゃあ、お出かけの場所はオムライスのお店と本屋にする。こっちで良い場所調べておくよ」

「いや、えっと・・・上条さんの好きな場所に行って貰えれば・・・」

「俺は由奈の好きな場所行きたいから、大丈夫」

「わ、私も上条さんの好きな所行きたいです・・・!」

「俺の好きな場所は、オムライス屋と本屋かな」

「う、嘘つき・・・!」

「そう?」

上条さんがクスクスと笑っている。