お礼はキスでもいいですか?〜怖がりで気弱な私は、優しくないフリをした君と恋に落ちる〜

「俺を待ってて。君一人で助けに行かないこと」

「でも、それじゃ間に合わないし・・・女の子困ってるし・・・」


「君も女の子だろ!!!」


電話からそう大きな声が聞こえた。

ああ、この人は本当に優しい人だ。

でも・・・

「ごめんなさい・・・でも、やっぱり15分も放っておけません・・・!」

「おい!」

私は電話を切って、走り出す。