「あんまり無防備だと襲うけどいいの?」


私はびっくりして目が一気に覚めてしまった。


「からかわないでください!それに、私のことを襲いたい人なんていません!」


「ここにいるけど」


成紀さんが私のシートベルトを外す。


「あんまり男の前で無防備に寝たら駄目だよ?」


私は顔が真っ赤になるのを感じながら頷いた。