結婚の条件は愛を捧げることでした

「ねぇ水穂。もう一つ秘密を明かしていい?」

「俺、本当は千羽鶴もジューンブライドで幸せになれるって言うのも信じてなかったんだ」

「でも、水穂のおばあちゃんが笑って言ったよ。孫が前にこう言ってたんだって」

「私、千羽鶴でおばあちゃんの病気が治るって思ってない。でも、奇跡は起こるものでしょう?って」

「水穂は俺が守らなくても強い子だって知ってる。それでも、俺も水穂の助けになりたい」

「君に一生愛を捧げることを誓うよ」


「じゃあ、私は朔馬さんに「一生」愛を捧げます」


私は朔馬さんを抱きしめ返した。