結婚の条件は愛を捧げることでした

「確かに子供扱いじゃないですね。こんなにドキドキするのは、絶対に子供扱いじゃない」

「きっともう私は恋をしてますね」

私は、少し笑ってしまった。


「水穂、じゃあ、約束を変えようか」


「え?」


「俺に、「一生」愛を教えて欲しいな」


朔馬さんが私を抱きしめる。