「金井さん、すごい!」
「え? あ、はい?」
何を言われるかと身構えていたのに、最初の言葉が称賛で逆に戸惑っちゃう。
瞬きを何度もしていると、ギュッと両手を掴まれた。
「ねえ! 最後のエフェクト何⁉ 公式から出されてる技じゃないよね⁉」
「あ、うん。お兄ちゃんが作ってくれたもので……」
なに? 食いつきが凄いんだけど⁉
ビックリしながらも答えると、吉岡さんの真剣だった目がキラキラしたものに変わる。
「お兄さん⁉ もしかしてこの学園にいる? 紹介して!」
「え? い、良いけど……」
「やった! フィールドを夜に変えたり、月を鎌にしちゃうなんて! 凄いよ! どんなふうに作ったか話聞きたい!」
どうやらエンジニア志望として最後のラブちゃんのエフェクトが凄く気になったみたい。
喜びのままにつかまれた手をブンブンと振られて、私はされるがままの状態。
お兄ちゃんを褒められて悪い気はしないから良いんだけれど、戸惑いが大きくてちょっと困っちゃった。
しかも吉岡さんは「そうだ!」といいことを思いついたようにひまわりのような笑顔を浮かべる。
「え? あ、はい?」
何を言われるかと身構えていたのに、最初の言葉が称賛で逆に戸惑っちゃう。
瞬きを何度もしていると、ギュッと両手を掴まれた。
「ねえ! 最後のエフェクト何⁉ 公式から出されてる技じゃないよね⁉」
「あ、うん。お兄ちゃんが作ってくれたもので……」
なに? 食いつきが凄いんだけど⁉
ビックリしながらも答えると、吉岡さんの真剣だった目がキラキラしたものに変わる。
「お兄さん⁉ もしかしてこの学園にいる? 紹介して!」
「え? い、良いけど……」
「やった! フィールドを夜に変えたり、月を鎌にしちゃうなんて! 凄いよ! どんなふうに作ったか話聞きたい!」
どうやらエンジニア志望として最後のラブちゃんのエフェクトが凄く気になったみたい。
喜びのままにつかまれた手をブンブンと振られて、私はされるがままの状態。
お兄ちゃんを褒められて悪い気はしないから良いんだけれど、戸惑いが大きくてちょっと困っちゃった。
しかも吉岡さんは「そうだ!」といいことを思いついたようにひまわりのような笑顔を浮かべる。