「おはよう雄翔くん。……大丈夫?」
今朝もドキドキしながら雄翔くんに挨拶をした私は、同時に昨日と同じような心配の声を掛ける。
だって、昨日と同じく雄翔くんの顔色が悪かったから。
「ああ、うん……」
返事も昨日より元気がない。
椅子に座った雄翔くんはそのまま力尽きるように机に突っ伏した。
それでも顔だけは私に向けて笑顔を作る。
「大丈夫、今日も夢見が悪かっただけだから」
「今日も? 本当に大丈夫なの? 辛いなら保健室で休んでもいいと思うよ?」
連日夢見が悪いってことはちゃんと眠れているのかも怪しい。
そういえばはじめてあの東屋で会ったときも寝ていたんだっけ。
本気で心配になって提案したんだけど……。
「大丈夫だって、寝なくてもこうして休んでいれば平気だし」
「……そう?」
それでも寝た方がいいんじゃないかと思ったけれど、本人が大丈夫だって言うからそれ以上は言えなかった。
「それよりさ、昨日の夜――」
「雄翔、どうしたんだ? 具合悪いのか?」
心配の目を向ける私に何かを言おうとしていた雄翔くん。
でも、他のクラスメートにも声を掛けられて言葉が止まっちゃった。
今朝もドキドキしながら雄翔くんに挨拶をした私は、同時に昨日と同じような心配の声を掛ける。
だって、昨日と同じく雄翔くんの顔色が悪かったから。
「ああ、うん……」
返事も昨日より元気がない。
椅子に座った雄翔くんはそのまま力尽きるように机に突っ伏した。
それでも顔だけは私に向けて笑顔を作る。
「大丈夫、今日も夢見が悪かっただけだから」
「今日も? 本当に大丈夫なの? 辛いなら保健室で休んでもいいと思うよ?」
連日夢見が悪いってことはちゃんと眠れているのかも怪しい。
そういえばはじめてあの東屋で会ったときも寝ていたんだっけ。
本気で心配になって提案したんだけど……。
「大丈夫だって、寝なくてもこうして休んでいれば平気だし」
「……そう?」
それでも寝た方がいいんじゃないかと思ったけれど、本人が大丈夫だって言うからそれ以上は言えなかった。
「それよりさ、昨日の夜――」
「雄翔、どうしたんだ? 具合悪いのか?」
心配の目を向ける私に何かを言おうとしていた雄翔くん。
でも、他のクラスメートにも声を掛けられて言葉が止まっちゃった。