「ねぇ花鈴。今週末デートしようか」

「え?」

「それで、デートの帰りに婚姻届を出しに行こう」

「分かりました・・」

「プランは俺に任せて。朝10時に出かけよう」

「はい」

急にどうしたのだろう?

でも、この一ヶ月玲二さんはずっと優しかった。

それもあるのだろうか。

何故か私もデートしたいと思った。