「ありがとうございま・・・・」 「ふっ、まじで馬鹿っぽ」 小さく水本さんが呟いた。 「え?」 「なんて言うと思いました?」 「ああ、もう敬語じゃなくていっか」 「自分の担当漫画家ならまだしも、俺になんの利益もねぇじゃん」 急な性格の激変。 でも、それ以上に私には驚くところがあった。