「お父さんから頼まれてきました。家事代行サービスの無月です。よろしくお願いします」

「あぁ。家事代行サービスね。よかったやばい女がはいって弟を襲ってんのかと思ったわ」

「あはは。大丈夫ですよ。勇太くんしっかりしてて防犯ばっちりでした」

「そっか」と嬉しく笑う男の人

「俺は吉野仁。高校1年だ」

「私は睦月心愛です。同い年なんですね。そういえば同じ制服なのでクラスが違うんですね」

「え?無月心愛って、あの?」

「んー、私いつもはメガネと髪下ろしてるので多分それかも、?」

「そうだったのか。学校と全然違うんだな」

「まぁ、いろいろあって」

へへっと笑う