園田にプロポーズされた翌日、リナは、スープの冷めない距離にある実家で、久々に親子三人で食卓を囲んでいた。
「どうしたの?今日はあんまり食べないのね。体調悪いの?」
リナの母、陽子は心配して娘に声をかける。
昔から、リナは痩せの大食いだった。
太りにくいという、人も羨む体質に加え、体もよく動かすので、食べないともたない、というのもある。
「あ…!そんなんじゃないの。ちょっと、色々考えることがあって」
リナとしては、園田からプロポーズされたことを、両親にどう切り出すか悩んでいる真っ最中だった。
「どうしたの?今日はあんまり食べないのね。体調悪いの?」
リナの母、陽子は心配して娘に声をかける。
昔から、リナは痩せの大食いだった。
太りにくいという、人も羨む体質に加え、体もよく動かすので、食べないともたない、というのもある。
「あ…!そんなんじゃないの。ちょっと、色々考えることがあって」
リナとしては、園田からプロポーズされたことを、両親にどう切り出すか悩んでいる真っ最中だった。