殺したあとの心はと言えば、スッキリして気が楽だった。 足を動かしてずっと遠くに行って、また新しい世界に出よう。 ひたすら走る私は、全然辛そうには見えなかった。 途中、友紀くんの彼女を見かけた。その時にはざまあみろと不敵に笑ったのだ。