ひと駅分の彼氏

最近はどこにも遊びに行けていなかったから、次々と行きたい場所が浮かんでくる。


「どこでもいいぞ。バスや電車に乗ればすぐだしな」


「どうしようかなぁ?」


真剣に悩んみながら歩いていると大きな公園が右手に見えてきた。


今はまだ明るい時間帯だから、公園内からは子供たちの声が聞こえてくる。


小学生くらいの子たちだろうか?


その姿が見たくて私は公園の入口へと近づいた。


中でサッカーをして遊んでいたのは小学生低学年くらいの男の立ちだ。


元気よく走り回る姿を見ているだけで癒やされる。


「可愛いねぇ真琴?」


「本当に子供が好きだな紗耶は」


「真琴だって好きでしょう?」


「まぁ、そうだけどな」


子供が好き。


可愛いと感じる。


そうでないと保育士や教師は難しいと思う。


その点は私も真琴もクリアしていた。