それに国際的な活動が盛んな大学で、伊月が言った国際学部はその中でも難易度がかなり高い学部だ。
あそこの大学を目指していると聞いても特に驚きはしなかった。
さっきの説明の分かりやすさから思うに、伊月の学力は思った以上に高いのだと思い知ったから。
「...ねぇ朱音」
「何?」
「朱音が打ち明けてくれた。それが嬉しかったから俺も話したい。....聞いてくれる?」
私の目を見てそう言ってくれた彼の瞳は今までにないくらいに真剣で、真正面から受け止める覚悟を決める。
「もちろんだよ。私で良ければ聞かせて?」
「ありがとう。別に聞いたからといって、何かを背負わせたいわけじゃないからね」
「.....うん」
彼の口からどんな話が聞かせられるのかは分からないけど、彼のこの思いを受け止めなければいけないと思った。



