そしてリビングを通り過ぎて、階段を上がっていき伊月の部屋に入る。
入った部屋は綺麗に整頓されていて、誇り一つないくらいにピカピカだ。
「綺麗に整頓されてるんだね...」
もしかして私の部屋よりも綺麗なんじゃ?と思ったけど、それはプライドが傷つくから言わないでおこうと決めた。
「汚いのは嫌だからね。部屋にいることも多いし」
まぁ確かに伊月の部屋が汚いところは想像できないかも。
彼が綺麗好きなのは正直、イメージ通りな気がする。
「とりあえず適当に座ってて。勉強始める前に飲み物だけ持ってくるから」
それだけ言って伊月は部屋を出て行ってしまった。
適当に座っていてと言われても、どうしようかと悩んでしまう。
こういう場合ってどこに座るのが正解なの?
それに部屋も広くて、座る場所の候補がありすぎて選びきれない。



