《もうすぐ入学式が始まります生徒の皆さんは体育館に移動してください》

「ちょうどいいね、体育館行こうか」

「そうですね!」


 二人で制服の確認をして、部屋を出た。すると体育館の方に向かう。


「入学おめでとう諸君!」


 学園長のでありこの学校の創設者の七海夫婦の声がマイク越しに聞こえる。

 七海夫婦は日本に誇る大企業の社長である彼ら。そんな彼らがこの学校の創設理由やこの学校のシステムの説明などなどを説明された。


「改めてよろしくね、優也くん」

「こちらこそよろしく、郁花さん」


 優也くんは優しいし、これから仲良くできそうな気がする。