アルフリード様が私の顔から手を離した。

そして、私の目を真っ直ぐ見つめる。





「じゃあ、僕はサラに尽くすよ」





やっぱり貴方は王子様です。

「じゃあ、お互い守りあいましょうね」

この日、私たちの距離はぐっと縮まった気がする。