砂漠の国の素直なお姫様は隣国の王子に愛される!

「でもサラも僕に触れたんだから、僕もサラに触れていい?」

「へ?」

アルフリード様の手が私の顔に触れる。

顔に熱が集まるのを感じた。

「あ、あの!」

「うん?」

「恥ずかしいです!」

「可愛いから大丈夫だよ」

アルフリード様が優しく笑う。

うん、今、確実に悪フリードだな。