部長、恋しませんか?〜文芸部の部長は3人のイケメン部員に愛される〜

その時分かったんだ。

私の今の作品じゃ絶対に賞は取れないことを。

「小説を書く権利は全員にあると思ってる」

そう言ったのは自分のくせに。

私はなんてダメなやつなんだろう。

私の暗い顔に暁くんは気づいたようだった。

「野々花?」

「何でもない、大丈夫!」

ああ私、作り笑いも下手だな。