その時分かったんだ。
私の今の作品じゃ絶対に賞は取れないことを。
「小説を書く権利は全員にあると思ってる」
そう言ったのは自分のくせに。
私はなんてダメなやつなんだろう。
私の暗い顔に暁くんは気づいたようだった。
「野々花?」
「何でもない、大丈夫!」
ああ私、作り笑いも下手だな。
私の今の作品じゃ絶対に賞は取れないことを。
「小説を書く権利は全員にあると思ってる」
そう言ったのは自分のくせに。
私はなんてダメなやつなんだろう。
私の暗い顔に暁くんは気づいたようだった。
「野々花?」
「何でもない、大丈夫!」
ああ私、作り笑いも下手だな。



