「はぁ、この本も最高だった・・」

「私もそろそろ新作に取り掛からないとな」

誰もいない部室でのんびりと本を読んで、自分の作品を制作する。

私にとってこんなに幸せで穏やかな空間はないと思っていた。

この日までは・・・



「おじゃましまーす!」



突如勢いよく空いた部室の扉。

扉の前に立っているのは、顔の整っている3人の男子。