君が月に帰るまで

恋愛(ピュア)

高野百加/著
君が月に帰るまで
作品番号
1684146
最終更新
2022/12/02
総文字数
104,981
ページ数
138ページ
ステータス
完結
PV数
2,095
いいね数
1
「お前は重罪人だ!! 地球へ行って頭を冷やせ」

 月の大王の次女である、月夜(つきよ)は、月の宮殿の玉座でそう言い渡されていた。

 行きたくて、行きたくてたまらなかった地球。
  
 まさか重罪人として送られることになるとは思わなかった。

 彼に会うことも叶わず、戻ってくれば好きでもない人との婚約が待っている。

 絶望の中、ついたところは大好きな人の家。

 でも、わたし、人間の姿じゃなくてウサギになってる?

 そこでお付きの者に言われた地球での条件に困惑した。

 え、月が出ている時は人間に戻れる?
 好きって相手に言っちゃダメ!?
 滞在期間は二週間?
 その家においてもらう代わりに、彼の願いをかなえる?

 好きだと言えない2週間の居候。
 夏休みの塾を舞台に、切なく、青いひと夏の四角関係がはじまる。

表紙絵はマカロンKさまのフリーイラストをお借りしました。

エブリスタ様で連載していたものを、転載しています。
 
あらすじ
月のお姫様と、男子高校生の淡い恋物語。

地球人を好きになるという重罪を犯した月の姫、月夜(つきよ)
島流しの刑となり、地球で謹慎することになる。

着いた先は、片思いしていた地球人、はじめの家だった!?

好きだと言えない歯痒さが、胸をどんどん締めつけていく。

月夜とはじめ、かえでと夏樹の四角関係が織りなす、ひと夏のファンタジー小説。

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