「いいの?」

「もちろん」

いや、眩しい!

私は帰り道を歩きながら、間宮くんにお礼を言った。

「間宮くん、本当に私のお願い聞いてくれてありがとうね」

「本当はね、結構悩んでたんだ」

「モデルを頼める男の子もいないし、こうなれば一番人気の間宮くんに当たって砕けろ!って感じで」

間宮くんは真剣に私の話を聞いてくれる。

「でも、鈴ちゃんが勇気を出してくれたから、俺は鈴ちゃんと話せたんだよ?」

「すずちゃんさまさま」

どうしよう、神様。

間宮くんが格好良すぎます。