「すーずっ!どう告白はうまくいった?」

友達の芽衣《めい》が声をかけてくれる。

「だから、告白じゃないって」

「まあまあ、告白みたいなもんじゃん。モデルになって欲しいなんて」

芽衣は唯一なんでも話せる友達。

私は、ことのてんまつを伝えた。

「やば・・」

芽衣が絶句している。

「少女漫画じゃん」

私もそう思います。

「ここから恋が始まったり!?」

芽衣がニヤニヤしている。

「はい、からかわないでくださーい」

私は、くっついてくる芽衣を引き剥がした。