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ベッドに入ってからも目を閉じて思い出すのは徹の顔ばかり。


無邪気に笑う徹。


長いまつげを揺らして笑う徹。


規則正しく寝息を立てる徹。


私の腕をギュッと掴んで離さなかった徹……。


今日始めてあった後輩のことがどうしてこんなに気になるんだろう。


何度寝返りをうってみても徹の顔が脳裏から離れることはなくて、この日はなかなか眠りにつくことができなかったのだった。