最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 今までは隠し事ばかりしてたから、もうそんな事はしたくない。

 ……特に、新さんには。

「創さんと、お話をしたいんです。」

「……どうしてだ?」

 私が創さんの名前を口にした瞬間、新さんの声のトーンが低くなった。

 や、やっぱりダメって、言われるかな……。

 新さんは創さんを危険人物扱いしているから、ダメだって言われるんだと分かっている。

 それでも今回は、しっかりとお話をしておきたい。

「はっきりさせたい事があって……それで創さんとお話したいんです。」

 創さんのことは、怖くないわけじゃない。

 だけどこのままじゃ、絶対にダメだって思っている。

 新さんに何て言われるのかが、分からないけど……一回だけお話したい。

「ダメ、ですか……?」

 懇願するように、新さんをじっと見つめる。

 新さんは何かを考えこんで、手を顎に当てて唸っている。

 もしダメだって言われたら、その時は潔く諦めるしかない。

 新さんに嫌な思いを、させたくないから……。

 でもどうか、前向きな検討をお願いしますっ……!