私たちがいるのは、晴人さんの部屋。 今日は初めてのお泊りデートなのだ。 人生で初めて彼氏の部屋に上がるので、私は固まることしかできない。 今は晴人さんがソファに座っている足の間に私は座っている。 まさに晴人さんに囲い込まれている体制だ。 床は固いしソファに座りなよと言われたのだが、隣に座るよりは緊張しないだろうとこっちを選んだ。 しかし晴人さんが両側を足で囲ったため、どっちにしろ緊張することになった。