突然可愛いと言われて、顔が赤くなって俯いてしまう。 「仕事終わりさ、時間ある?食事でも行かない?就職祝いと、話したいこともあるし」 「あっ、はい。もちろん」 「じゃあ、お店は俺が予約しとくから」 久し振りに会った晴人さんと、就職した会社でお昼ご飯を食べている。 不思議な縁だなぁと、私は呑気に考えていた。