美人のシェリルなら濃厚なバラも似合うだろうが、私には似合わない。 『あっ、桜の香りがあるよっ。これがいいんじゃない?』 手首にワンプッシュしてもらい、匂いを嗅いでみると親しみのあるいい香りがした。 『これいいな…』 『OK!私もせっかくだから、何か買おうかな』 シェリルは自分の香水も選んで、レジに向かう。