私は部屋を出ると階段を一段二段降りた時、葵織さんが上がってくるのが見えた。私が「あ……」と声を出したからか彼と目が合ってしまってなんだか気まづくて目を逸らしてしまった。 「優結ちゃん、一緒に話をしよう」 葵織さんは昇ってきて私と目線を合わせると優しい声を出して言った。 「はい。私も話を、したいです」 だから私もはっきりと告げると、一緒に下に降りてリビングに入る。もうみんな帰ったからかシン、としていた。あんなにあった料理もほとんどなくなっていた。