「で、でも! それならそれで別に岸さんとお姉ちゃんを離す必要は無いんじゃないの?」
私がどうなるか。
その不安を振り払うかのように愛良は別の質問をした。
そういえばその辺りの理由はちゃんと聞いていなかった。
「それは単純明快よ。岸が邪魔なの」
「は?」
「どうなるか分からないと言っても、聖良の血が特別なことに変わりはないわ。上層部の吸血鬼は身内をあてがいたいし、ハンター側もほとんどがそんな特別な聖良に素行の悪い岸は釣り合わないと考えてる」
「はぁ⁉」
その説明には、流石に怒りが勝った。
好きになったり結婚する相手を何で第三者に決められなきゃないの⁉
愛良に五人の中から選べと言って来た時もどうかと思ったけれど、今回もまさにそれだ。
愛良はその中に想い合える相手を見つけることが出来たからまだ良かった。
でも、私の場合はその想い合う相手を引き離したうえで誰かをあてがわれるってこと?
冗談じゃない!
「そんな理由で引き離そうとするなんて……」
愛良はそこまで口にはしたけどショックで続きが言えないようだった。
私はあまりにもな話に怒りで声が出ない。
「そうね。だからこそ私はなおさら聖良達を引き離したくないのだけど」
嘉輪の声にも幾分怒りが見え隠れする。
私がどうなるか。
その不安を振り払うかのように愛良は別の質問をした。
そういえばその辺りの理由はちゃんと聞いていなかった。
「それは単純明快よ。岸が邪魔なの」
「は?」
「どうなるか分からないと言っても、聖良の血が特別なことに変わりはないわ。上層部の吸血鬼は身内をあてがいたいし、ハンター側もほとんどがそんな特別な聖良に素行の悪い岸は釣り合わないと考えてる」
「はぁ⁉」
その説明には、流石に怒りが勝った。
好きになったり結婚する相手を何で第三者に決められなきゃないの⁉
愛良に五人の中から選べと言って来た時もどうかと思ったけれど、今回もまさにそれだ。
愛良はその中に想い合える相手を見つけることが出来たからまだ良かった。
でも、私の場合はその想い合う相手を引き離したうえで誰かをあてがわれるってこと?
冗談じゃない!
「そんな理由で引き離そうとするなんて……」
愛良はそこまで口にはしたけどショックで続きが言えないようだった。
私はあまりにもな話に怒りで声が出ない。
「そうね。だからこそ私はなおさら聖良達を引き離したくないのだけど」
嘉輪の声にも幾分怒りが見え隠れする。



