愛良の質問に少し黙った弓月先輩は、真剣な表情を緩め微笑んで答えてくれた。
「その様子だとまだこの学園について説明を受けていないのね。……聞けば分かると思うけれど、V生の何かに気を付けて欲しいのじゃなくて、V生そのものに気を付けて欲しいのよ」
「???」
尚更分からなくなった。
でもそれ以上質問している時間も無いし、説明を聞けば分かると言うのなら早く下に降りた方が良い。
私達は未消化な疑問を抱えたまま弓月先輩に見送られてランドリー室を出た。
***
エレベーターで下に降りた私達は、ソファーで缶コーヒーを飲みながらくつろいでいる津島先輩を見つけて駆け寄る。
「すみません、お待たせしました」
私達に気付くと、津島先輩はその可愛らしい顔を柔らかく崩した。
「良いって、そんなに待ってないし。大体女の子の支度は時間がかかるもんだろ? 寧ろ待ち合わせ時間早過ぎたかなって思ってた所だよ」
なんて紳士的な事を言って立ち上がった彼に、菅野さんほどではなくても少し年上の魅力みたいなものを感じた。
見た目は可愛くても、やっぱり年上なんだなと思った。
「いえ、その……ランドリー室を見に行ったら同じ階の先輩と会って、色々説明して貰ってたらちょっと時間が過ぎちゃって」
「その様子だとまだこの学園について説明を受けていないのね。……聞けば分かると思うけれど、V生の何かに気を付けて欲しいのじゃなくて、V生そのものに気を付けて欲しいのよ」
「???」
尚更分からなくなった。
でもそれ以上質問している時間も無いし、説明を聞けば分かると言うのなら早く下に降りた方が良い。
私達は未消化な疑問を抱えたまま弓月先輩に見送られてランドリー室を出た。
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エレベーターで下に降りた私達は、ソファーで缶コーヒーを飲みながらくつろいでいる津島先輩を見つけて駆け寄る。
「すみません、お待たせしました」
私達に気付くと、津島先輩はその可愛らしい顔を柔らかく崩した。
「良いって、そんなに待ってないし。大体女の子の支度は時間がかかるもんだろ? 寧ろ待ち合わせ時間早過ぎたかなって思ってた所だよ」
なんて紳士的な事を言って立ち上がった彼に、菅野さんほどではなくても少し年上の魅力みたいなものを感じた。
見た目は可愛くても、やっぱり年上なんだなと思った。
「いえ、その……ランドリー室を見に行ったら同じ階の先輩と会って、色々説明して貰ってたらちょっと時間が過ぎちゃって」



