確認したいことがあると言っていたけれど、その箱が何か関係あるんだろうか。
隣に座った櫂人先輩は、目の前のローテーブルにその箱を置き、軽く息を吐いた。
そうして箱を開け、中身を取り出して――。
「え?」
それを見て、私は言葉もなく驚く。
それは貝殻。
手のひらに収まるくらいの、ハマグリの貝殻。
内側が金色に塗られていて、よく分からない絵が描かれている。
櫂人先輩が持ってきたその貝殻は、私の持っている貝殻にとても良く似ていた。
描かれているものが少し違うから同じものでないことだけは確かだけれど、大きさは同じくらいに思える。
まさか……。
貝殻から櫂人先輩の顔に視線を移すと、真剣な黒い目とかち合った。
あの男の子と同じ、黒い目。
隣に座った櫂人先輩は、目の前のローテーブルにその箱を置き、軽く息を吐いた。
そうして箱を開け、中身を取り出して――。
「え?」
それを見て、私は言葉もなく驚く。
それは貝殻。
手のひらに収まるくらいの、ハマグリの貝殻。
内側が金色に塗られていて、よく分からない絵が描かれている。
櫂人先輩が持ってきたその貝殻は、私の持っている貝殻にとても良く似ていた。
描かれているものが少し違うから同じものでないことだけは確かだけれど、大きさは同じくらいに思える。
まさか……。
貝殻から櫂人先輩の顔に視線を移すと、真剣な黒い目とかち合った。
あの男の子と同じ、黒い目。



