「……ん? これは……」
息を詰めて櫂人先輩を凝視していると、彼は何かに気付いたように軽く目を見張る。
でもどうしたのかと思うより先に今度はすりむいた部分を舐め始めた。
「っっっ⁉」
もはや声にならない悲鳴。
逃げ出したいくらい恥ずかしいのに、身体は硬直して動かない。
結果的に櫂人先輩の言う通りジッとしていることになった。
あ、でもこれって……。
ジッとして傷を舐めている櫂人先輩を見ていたら、何か既視感を覚える。
昔、似たようなことを誰かにされたような……。
「……」
既視感の正体を思い出そうとしているうちに一通り舐めて治してくれたのか、櫂人先輩は腕から顔を離した。
でも、何を考えているのかジッと私のひじを見たまま動かない。
息を詰めて櫂人先輩を凝視していると、彼は何かに気付いたように軽く目を見張る。
でもどうしたのかと思うより先に今度はすりむいた部分を舐め始めた。
「っっっ⁉」
もはや声にならない悲鳴。
逃げ出したいくらい恥ずかしいのに、身体は硬直して動かない。
結果的に櫂人先輩の言う通りジッとしていることになった。
あ、でもこれって……。
ジッとして傷を舐めている櫂人先輩を見ていたら、何か既視感を覚える。
昔、似たようなことを誰かにされたような……。
「……」
既視感の正体を思い出そうとしているうちに一通り舐めて治してくれたのか、櫂人先輩は腕から顔を離した。
でも、何を考えているのかジッと私のひじを見たまま動かない。



