「恋華さん、これに見覚えはあるかな?」
「っ⁉ それはっ」
さっき内ポケットから出したものを私に見えるようにつまみ上げる。
それは小さな小瓶。
中には、小指の先ほどの真っ赤な宝石のようなものが入っていた。
それは、バラの形をしている。
「ひと月前、君がヴァンピールに襲われていた場所で見つけたものだよ。……君のなんだろう?」
「……私の、薬です」
確信が込められた言葉に否定しても仕方ないと判断して答える。
でも、私の答えを聞いた大橋さんは嘲笑を返した。
「薬だって? なんの?」
「っ⁉」
「君は病気ではないんだよ? 一体何の薬だと言うんだい?」
「……」
「っ⁉ それはっ」
さっき内ポケットから出したものを私に見えるようにつまみ上げる。
それは小さな小瓶。
中には、小指の先ほどの真っ赤な宝石のようなものが入っていた。
それは、バラの形をしている。
「ひと月前、君がヴァンピールに襲われていた場所で見つけたものだよ。……君のなんだろう?」
「……私の、薬です」
確信が込められた言葉に否定しても仕方ないと判断して答える。
でも、私の答えを聞いた大橋さんは嘲笑を返した。
「薬だって? なんの?」
「っ⁉」
「君は病気ではないんだよ? 一体何の薬だと言うんだい?」
「……」



