「多血症と聞いたけれど、治療法は薬?」
「あ、いいえ。薬は合わないらしくて、月に一度瀉血してるんです」
「瀉血……血を抜いているってことね……」
治療法まで聞かれてますます疑問に思うけれど、とりあえず答えた。
すると久島先生は総菜パンに噛り付いている櫂人を見る。
「櫂人くん、やっぱり彼女の血は吸わない方がいいわ。“唯一”の血は少量でいいとはいえ、血を抜く治療をしているのならやめておいた方がいい。血が足りなくなったら危ないからね」
「……そうか」
「え? 何? どういうことですか?」
久島先生の話が見えない。
なんの話をしているか分かっているらしい櫂人は不満そうな顔をしつつもなにか納得しているけれど。
「あ、いいえ。薬は合わないらしくて、月に一度瀉血してるんです」
「瀉血……血を抜いているってことね……」
治療法まで聞かれてますます疑問に思うけれど、とりあえず答えた。
すると久島先生は総菜パンに噛り付いている櫂人を見る。
「櫂人くん、やっぱり彼女の血は吸わない方がいいわ。“唯一”の血は少量でいいとはいえ、血を抜く治療をしているのならやめておいた方がいい。血が足りなくなったら危ないからね」
「……そうか」
「え? 何? どういうことですか?」
久島先生の話が見えない。
なんの話をしているか分かっているらしい櫂人は不満そうな顔をしつつもなにか納得しているけれど。



