枕元には読みかけらしい本がいくつかあったけれど、カバーをしてるから何の本かは分からない。
その横にはスマホの充電コードがあるだけで、他は何もない。
そのまますぐ近くにある勉強机らしきものに視線を移して無造作に置かれた写真に気付く。
フレームに入れているわけでもなく、本当に無造作に置かれていた写真。
しかも裏になっていないから何が映っているのかが丸見えだった。
「あ、これって……」
映っていたのは綺麗な女性。
どこかの浜辺で、黒髪の男の子と一緒に笑顔で映っている。
「もしかして、櫂人と櫂人のお母さん?」
十二年前の記憶だから顔までは覚えていなかったけれど、この男の子はきっと櫂人だし、それなら一緒に映っているのは彼の母親で合っていると思う。
焦げ茶の髪に茶色い目と、色合いは違うけれど顔立ちの雰囲気が今の櫂人に少し似ているし。
その横にはスマホの充電コードがあるだけで、他は何もない。
そのまますぐ近くにある勉強机らしきものに視線を移して無造作に置かれた写真に気付く。
フレームに入れているわけでもなく、本当に無造作に置かれていた写真。
しかも裏になっていないから何が映っているのかが丸見えだった。
「あ、これって……」
映っていたのは綺麗な女性。
どこかの浜辺で、黒髪の男の子と一緒に笑顔で映っている。
「もしかして、櫂人と櫂人のお母さん?」
十二年前の記憶だから顔までは覚えていなかったけれど、この男の子はきっと櫂人だし、それなら一緒に映っているのは彼の母親で合っていると思う。
焦げ茶の髪に茶色い目と、色合いは違うけれど顔立ちの雰囲気が今の櫂人に少し似ているし。



