「あ、あの、せ…じゃなくて!魔王様!先輩!!
私の学校の先輩方が、魔王様と先輩見ています!!」

これを言えば……ね?

喧嘩、治まるよね……?

そう。女の子たちが、だんだん、ここに集まってきたのもあるし。

先輩も女の子が超は付かないけれど、
嫌いらしいけれど、私にはずっと付き纏っている。

何故?と言いたいが、
それは中学生時代もいっぱい考えたが、無理だったし、諦めた。

王政さんも、怜さんに聞いたところによると、嫌いらしく。

まぁ〜。男子は女の子嫌いってあるんですね〜。
………私が会ってきたのは、チャラい男だらけれど。


…なんか、私がダメ女っぽくないっ!?


安心してくださいっ!!

私はダメ女ではありませんから!!!

……って、誰に言ってるんだろう?

と思っていたら。


「……まぁ良い。楓。じゃあな」
魔王様が私の頭に魔王様の手を乗せて、私たちに別れを告げてきた。

「……ひゃっ!?」
私はその反動で、変な声を出すという衝動。